Variax Report (日付は新→旧になってます)

2008年3月3日 

今現在の我が500のセットを写真に撮ってみた。
テレキャスターのブリッジ側の設定

テレキャスターの標準のブリッジ用PUを付けておいた。
アクティブ(On)になっているPUは、はっきりと表示されるが、Offになっている PUはゴーストになって、薄く表示されている。
 場面だと、フロントにミニ・ハンバッカーはうっすらと見える。

以下、5X12の種類になるのだが、左のギターの画面は、ボディーとPUの組み合わせをしめしたもの。

右の画面は、PUの種類を変えるときに使う。
 それぞれのON/OFFとか、ミドルで混ぜる時に、シリーズにするか、パラレルにするか、それと、Front(Neck)とBridge(Rear)のバランス、そして、全体の音量。
 PUの付けられている角度、位置などは、右の画面だと「Angle」「Position」で、左の画面だと、マウスで動かせる。

・・・以下残り、59枚の画像になる。
さてどうしたものか?

 





2007年05月23日

Variax Workbenchの続き、その2


 使い始めてどのくらいになるのだろう・・・?。
この歳になると、人生がゆっくり流れ始める・・・。いや、感じられるのかもしれない。

今現在、デフォルトのセットは一つとしてないかもしれない。

◎4・5・6弦のベース化セット。
Line6のサイトでは、5・6弦のセットは出てくるが、4弦までOct.下げたのが出てこない。
やはり、6弦では低すぎるところを、Oct.上げたくなる・・・・。

 ストラトもそう、テレもそう、みんな変えてある。PUの種類と位置、そして角度・・・。
それを聴き分けていくと、微妙な違いの世界に入って行く・・・。


◎移調セット。
2つのバンクを使っている。
「移調弾き」用のセット。
最初は、「F」(4th)・「#F」(#4th)・「G」(5th)である。
そこから、「E」(3rd)・「Eb」(b3rd)となる。
・・・・ここまでで、1バンク=5プリセット。



 ここからは、通常の移調技術でいけるのだが・・・。
念のため、Bb(b7th)・A(6th)・D(2nd)・・・・という感じで、全部で10プリセット作った。

●●ここまでは、目に見えた効果があり、いかにもVariax Workbench
らしいセットだが、
やはり、「独楽」の世界としては、微妙な音色・音質の違いに足を踏み込んだ。


@スーパー400にPAFを付けてみる。そして、微妙にPUの位置をずらす。
 ⇒エリック・ゲイルの音にせまろうと・・・。

A175にP-90を付けて、これをまた、位置調整。
 ⇒ジム・ホールの音。

B他に、ストラトのリアにP-90をつけると、モズライト風の音になる。
しかも、これはあえてストラトのリアのようには角度を付けず、ブリッジに平行に・・・。
Variax
のP-90は何種類かあり、それぞれに微妙に出力や、トーンが違う。
 

・・・・・と、まあ、いろいろである。
 根気のいる作業で、休みながらやっている

2007年04月21日

Variax Workbenchの続き、その1

 やはり、もう一本も二本もギターを手に入れた感じ。

それと、細かいエディットをしていくと、もしこのモデリング自体が正しい楽器の特性にのっとっていくなら、非常に良い研究材料であることに気づいた。

 たとえば、ブリッジ側のPUの「位置」をブリッジからネックの方にずらしていく。
 ・・・・画面上で、PUをドラッグしていくだけなのだが、それがすぐに音に反映してくる。
 「位置」だけでなはく、「角度」も変えられる。

 こうして、変化する音の特性でいろいろな部分の特性が理解できる。
 今までは、このあたりは本で読んでも、「言葉」でしかない。
 「Variax Workbench」は、「実音」で教えてくれる。


 同じPUで、ボディーを変えて見る。
 テレキャスターでも、「スタンダード」「カスタム」「シンライン」の3つがある。
 3つの微妙な音的な違いが音になる・・・・、これは大変な経験だ。

まあ、しばらくは遊んでいるって感じだが・・・・。
しかし、いくつかのアイデアが後になって出てきそう。

♪最初は、「音質」よりも「音程」のアイデアが多そう。

  @「移調」のセットを作った。
    よくキーを変えて初見での伴奏などの必要性が多い。
    
    そこで、ギターで一番面倒な遠い音程。
    4thや5thからはじめる。もちろん、#4thは必需品。

    2°や3°はフレットをずらして、ポジションで弾けば何とかなります。
    (これは、常識ですが、7°や6°は。そう、2°、3°の逆ですから、下げたポジションでやればよい。)
  
  A次は、Line6のHPでも「売り」に出している使い方。
    5弦・6弦のOct..ダウン。
    Bsの人がいないセッションの時に使えます。
   
    特に、楽器を選んで、マーティンのD-18は、まるでアコースティック・ベースのような音質になります。


2007年04月19日

Variax Workbench

しばらくは、「Variax Workbenchの日記」になりそう。

今日、「Variax Workbench」が届く。

インターフェイスとプロテクトが厳しく、Variax 500のユーザー登録からが必要。
Line6 Monkeyというユーザーユーティリティーを介してダウンロードを繰り返していく必要がある。

それと、Variax 500の英語ユーザーガイドの添付はがきにシリアルナンバーが書いてある・・・これが必須。

私の場合、あらかじめ「Variax Workbench」のソフトをインストールしていたので、それを削除。
次に、「Variax Workbench」に付属してくるCDで「Variax Workbench」Version1,00からインストールしていく。

インストールして幾たびに、USBポートからケーブルを抜いて作業を続けていく。

「Line6 Monkey」のLine6 Monkeyのversionもそのたびにあげていく。

最初の段階では、「Variax Workbench」がポップアップメニューに現れない。
そのために、Midiを使うPodを指定しながら、進める。

※くれぐれも、USBケーブルを抜いたり・挿したりのタイミングに注意が必要。
 「アラート・メニュー」は英語だが、読めないことは内のでくれぐれも無視しないように・・・。

 この部分をいい加減にやったので、今日は大変に時間を食ってしまった。
 しかも、Variaxの中の音が初期化されて、ピエゾの生音だけになってしまった。

・・・しかし、気を取り直して、もう一度、「Variax Workbench」のアンインストールをして望んだ。
 2回目は、うまく運んだ。

※※「Variax Workbench」のソフトを立ち上げると、必ず初期化から読み込みにかけた作業が行われる。一回エディットしたら、必ずその音をVariaxにセーブして行くことが肝要。

画面としては、「Rocker」と「Editer」からなっている。
「Editer」を開いている限り、画面上の設定が音になってくる。
「Editer」の画面の音の名前を必ず書き換えて作業を進めることを、お勧めします。

*****************************************************************************

 「Mac」の場合は、このUpDateは必要がなく、すぐに始められます。

*****************************************************************************

「Rocker」の右と左のリストで修正をしていくのだが、右は必ず、「Variax Workbench」を立ち上げた時に、Variax入っている音がセットで読み込まれてくる。

何度か編集をしていくうちに、左右の関係が解ってくるでしょう。

くれぐれも、右が現在の音。左は、マイドキュメントの中の「Line6」というフォルダに書き込まれている書類が現れる。
何でも良いから、左にフォルダを作って、右からドラッグしていくと良い。
 そのうちに、どれが大切で、どれが不必要かが解ってくる。

※特筆すべきエディット機能はたくさんある。
  ・弦のヴォリュームバランスを変えられる。
   ・・・・これは、私も、コルグに電話したことがあります。 
     (6弦が、なぜか非常に大きいモデルが多い。)ただし、これは、全部のモデルに共通の設定になっているので、モデル個別の調整は出来ない。

 他にも見つかったら、また書きます。

エディットするのも、かなり神経が必要。
パラメーターが非常に多い。
注意深く聴きながら、エディットしていく。

そして、最後に、一つ一つが全体の中で、どんな音量になるかを聞き比べることを薦める。
エディットに夢中になり、セーブしていくと、隣同志のバランスが違いすぎてきてしまったりする。

・・・・まあ、しばらくは思いついたモデルを作っていく作業が続きそう。

面白いモデルも出来た。
○456弦がオクターブ下のギブソンのドレッドノート
○12弦は、すべてディチューンを深くした。
○オクターブ低いリッケンバッカーモデル
○ストラトのボディーにP−90をつけて、モズライトっぽい音のモデルも出来た。
○Variaxの中に入っているスーパー400はP−90搭載のモデルで、これを57Classicに取り替えたら、ハイが出てきて、フロントでリズムを刻んでいたら、エリックゲイルの音になった。

注)同じP−90、57Classicでも乗せているモデルによって、音の特性が違うのが面白い。
  「Junior90」と「Special 90」でも違う。エピフォンのカジノに付いているドッグイヤーのP−90が、P−90モデルの中では一番元気かも・・・。

とにかく、面白いソフトであり、改めてVariaxのすごさが解った次第。


2007年03月29日

「Variax Workbench」
 ・・・導入に先立って、ソフトだけをインストールし、機能を探ってみた。

 特徴
 @「Vari-Aco」についている、チューニング・モディファイ機能をPCでセットできる。

 A上の機能を使って、キーボードのキーチェンジと同じ機能をもたせることが出来る。
   ・・・よく使うモデルで、5つのプリセットにB→Bb→A→Ab→Gと下げていくセッティング。
   もう一つのモデルには、Db→D→Eb→E→Fと上げていくセッティング。
  それぞれを、メモリーさせる。
   これによって、一枚の譜面で、人によって移調して弾かなくてはならないところを、キーのインターバルに合わせて、プリセットを選べば、譜面をそのまま弾けばオーケーということになる。

 Bもう一つは、「コンピング」の際に、5・6弦をオクターブ下げることによって、本当のベースのピッチになる。
  これを発展させると、6弦全部をオクターブ下げたり、4・5・6弦を下げてベースラインの選択肢を広げ、1・2・3弦がギターということも可能になる。

  「ボディー」「ピックアップ」「抵抗値」の3つのパラメーターで、オリジナルな楽器を作ることも可能。

 ・・・こんな風に考えていくと可能性は無限大かも。
  後は、イメージとアイデア次第ということになる。
   最初HPで見ていた時は、もっと積極的に音質の作り込みまでをイメージしたのだが、残念ながらそれは無理。
  上の、3つのモデリング要素の組み合わせに限っている。



2007年02月11日

ライブで使う。

  様々なジャンルから来る曲調をレパートリーにするユニットだったので、やはり重宝した。

  最初、マーティンのD-28で始めて、中間のソロでドブロでスライド。
 その後は、最後まで、ES-335かカジノ。
  ・・・なんていう流れ。

  他には、レスポール・ゴールドトップで始めて、中間のメロではリッケンバッカーの360−12(12弦)でやり、また、レスポールに戻したり・・・。

 注) ストラトのセッティングの時は、やはり音量も下がります。
    
 付録)●エフェクターは、ZOOMのG2-1u。
  ●アンプは、会場にあった、あえてJC-120。
      (これは、アコースティックの音も必ず選ぶであろうという予測から・・・。
        「アコースティック」・「レゾ」はこのアンプでないと、ニュアンスが変ってしまう。)

 付録、その2) 
  ※最近の方々は、もっとマニアックみたいで・・・、(参考までに)
  ●ケーブルは、ベルデン(ビルローレンス)の3mX2。
  ●エフェクターの電源は、Zoomの付属のもの。
  ●今張ってある弦は、ディーンマークリーの.010のセット。