Effecter 紆余曲折
Zoom MS-50G
●発見・入手の経緯
ある日、知り合いの店に遊びに行こうという気になり・・・・しかし、エフェクターでギターケースのポケットに入る位の
小さいのが、 そろそろ出てても良いのでは・・・・とHPを眺めていたら、ZOOMのページにありまして。
・・・・即、注文しました。
このサイズで、マルチだという。よく読んでみると、G3と同じ要領で左右に”6ユニット”を設定出来る・・・・といいました。
※工夫
・・・・ただ、せっかく1つのパッチで6ユニットも使えるのに左右にスライドさせるのに、スイッチの高さが低すぎて、立った ままの切り替えが
不自由なので、左の写真の「赤丸:←”ココ”」のところに、金属ナットを付けてます。
パッチを並べて選んでいくという「パッチ・セレクト・モード」(自称)と「ユニット・セレクト・モード」(自称)があり、
一つのパッチの中で、ユニットをOn/Offする使い方が出来るので、 これだけで、とっても便利なものになりました。
●特徴・機能
ディスプレーに表示されている”ユニット”を記憶させることが出来、横並びになっている???・・・であろうユニットのうちのどの列のユニットを表示させても、必ず表示される。
・・・・パッチをセーブすると、この「表示ユニット」もセーブされる。
●・・・・・そして、一年???位、使ってきまして、様々に工夫も出来るようになりました。
−1− ”ヴァージョン・アップ”した結果、内臓エフェクトは”MS-100”と同じになりました。
−2− 各エフェクトのパラメーターは「G3」と同じもので、場合によっては、「G3」を持っていく私にとっては、誠に”好都合”であります。
・・・・個々の音の特性も同じなので、「G3」で作っている”パッチ”と丸きり同じパッチが作れるので、大変重宝・・・ではあります。
ただ、データ上で、移植できるわけではない・・・ので、「数値」で覚えて作り直す必要があるのが、残念なところではありますが・・・。
いずれにせよ、「小型」であることが最大のメリットである”MS−50”なわけで、多少の使い辛さは何とかするしかない。
まっ、それでいい。
Zoom G3
特長
○視覚的に使えいやすいようになっている。
○配列の自由度が、それまでのものとは比べ物にならない位広がった。
・・・今までのもの「G7-1u」 でもブロックごとの配列の組み換えしか出来なかった。
これの場合、どう入れ替えても・・・可能。
○各ユニット(エフェクト)の”パラメーター”が細かくなっている。
cf.「Ampモデル」の「Tube」は、ギターアンプのプリアンプ部に使われている、
初段管(真空管)のクリップ特性を設定出来る。
・・・”7025””12AT~”etc.などの数え切れない種類があるが、
コンプレッサー特性??とも言われる部分で、”アタック成分”。
これは、同じモデルの真空管でも、個体差があるが、この部分をシミュレートしている。
○「Twin FX」という2種類のエフェクターを1つにしたユニットがある。
・・・・”G3”の場合、「3つ」のユニットしか配列できない。この意味で、この”2 in 1”のユニットは大変に助かる。
1 "097" Comp+OD / コンプレッサーとオーバードライブの複合エフェクト
2 "098" Comp+Phsr / コンプレッサーとフェイザーの複合エフェクト
3 "099" Comp+AWah / コンプレッサーとオートワウの複合
4 "100" Cho+Dly / コーラスとディレイの複合
5 "101" Dly+Rev ディレイとリバーブの複合
6 "102" Cho+Rev コーラスとリバーブの複合
7 "103" FLG+VCho フランジャーとヴィンテージコーラスの複合
※ 「5 "101" Dly+Rev ディレイとリバーブの複合」の例
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Knob1 |
Knob2 |
Knob3 |
Page01 |
DlyTm 1
〜 2000 ♪ |
DlyMx 0
〜 100 P |
RevMx 0
〜 100 |
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ディレイのTimeを設定します。 |
ディレイのMixを調節します。 |
リバーブのMixを調節します。 |
Page02 |
DlyFB 0
〜 100 |
Level 0
〜 150 |
|
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ディレイのF.Bを調節します。 |
出力レベルを調節します。
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・・・・・上の「Dly+Rev」の複合ユニットは、単体の「ディレイ」と「リバーブ」よりはパラメーターが少なくはなっているが、”音質”が良くなっている「G3」では、
十分かもしれない。
・・・・下は 、「Hall」リバーブのパラメーターの例
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Knob1 |
Knob2 |
Knob3 |
Page01 |
Decay
1 〜 30 |
Tone 0 〜 10 |
Mix 0 〜
100 |
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残響の長さを設定します。 |
音質を調節します。 |
原音に対するエフェクト音のミックス量を調節します。 |
Page02 |
PreD 1 〜
100 |
Level 0 〜
150 |
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原音が入力されてから残響音が始まるまでの時間を設定します。 |
出力レベルを調節します。 |
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○「クリーンブースト」系のユニットが2つ??ほど入っているが、「G7-1u」では周波数帯域が固定されたブースターは
入っていたが、「G3」では、純然たるクリーン系のものが入っている。
・・・・「クリーン・ブースト」というと、配置の最後に入れておいて、今一音量を上げたい時に使うらしいが、私は、”Vol.Pedal”
を使っているので、使う発想は無い。
○「出力」先の設定が増えた。
「Power In」も"COMBO POWER AMP"と”STACK POWER
AMP”と2つに選択肢が増えている。
もちろん「Front In」も"COMBO FRONT","STACK FRONT"同じ種類が2つ。
そして、line用に「Direct」と言うのが新たに入った。
→これは、もちろん、スタジオ録音用や、Mixerに直で入れる場合用である。
音 の特性としては、”Direct”が一番トレブリーである。
○「Speaker Cabinet」の選択も入り、現存するアンプのパターンは踏襲している感がある。
cf.「1x10」「2x10」「4x10」「1x12」「2x12」「4x12」
FD COMBO / 2x12 / 2x12 インチのJensen
スピーカーを搭載したFender Twin Reverb('65) のキャビネット。
VX COMBO / 2x12 / 2x12 インチのCelestion
Alnico スピーカーを搭載したVox AC30 のキャビネット。
US BLUES / 4x10 / 4x10 インチのJensen スピーカーを搭載したFender
Tweed Bassman のキャビネット。
BG CRUNCH / 1x12 / 1x12 インチのElectro Voice スピーカーを搭載したMesa
Boogie MkIII のキャビネット。
HW STACK / 4x12 / 4x12 インチのFane スピーカーを搭載したHiwatt Custom
100 のキャビネット。
TANGERINE / 4x12 / 4x12 インチのCelestion スピーカーを搭載したOrange
Graphic 120 のキャビネット。
MS CRUNCH / 4x12 / 4x12 インチのCelestion スピーカーを搭載したMarshall
1959 キャビネット。
MS DRIVE / 4x12 / 4x12 インチのCelestion スピーカーを搭載したMarshall
JCM2000 のキャビネット。
BG DRIVE / 4x12 / 4x12 インチのCelestion スピーカーを搭載したMesa
Boogie Dual Rectifier のキャビネット。
DZ DRIVE / 4x12 / 4x12 インチのCelestion スピーカーを搭載したDiezel
Herbert のキャビネット。
TW ROCK / 1x12 / 1x12 インチのFane スピーカーを搭載したTwo Rock Emerald
50 のキャビネット。
MATCH 30 / 2x12/ 2x12 インチのCelestion
スピーカーを搭載したMatchless DC30 のキャビネット。
FD VIBRO / 2x10 / 2x10 インチのJensen スピーカーを搭載したFender
Vibroverb ('63) のキャビネット。
・・・同じ、「2x12」でも、”Fender Twin Reverb('65)”と”Vox AC30”、”Matchless
DC30”では、特長(違い)が出ていて面白い。
”Jensen ”と”Celestion”だが、同じ”Celestion”でも”Celestion
Alnico”との違いも面白い。
+++ しかし・・・、問題となる部分も無くはない。
@”パッチ”の切替が、フットスイッチの”1秒”の長押。
・・・・意外と長いのである、この1秒が。
Aアンプモデルやパラメーターの多いユニットを選ぶと、メモリ(?)の量の不足か、1つが”Thru”となってしまう。
+++反省!! ”ペダル付き”にすべきだった。
過去の主力たち・・・
Zoom
G7.1ut
● 結論は、この音のクウォリティー。
● 前作の「G2.1u」が、昔の505シリーズなら、こちらはGFX-5、といったところ。 Editしてみると、かなりアナログ的。どこかをいじくると必ずStoreランプが点く。
● ドライブ系はとても豊富。特に「ケンタウルス」や「Marshall Brues Brakers45」、「RAT」など、G2シリーズには入っていなかったものが入っている。
「Vox」のドライブ系に、「Clean」と「Crunch」が入って、Vox的ひずみも入ってきた。
往年の名機と歌われる「Big
Muff」も入った。 ・・・・・96KHzというサンプリングレートが功を奏して、以前のモデルより微妙な設定が実際の音になっている。
(カタログで歌うことはどうにでもできることだが、それと実音は別物なわけで、そのあたりがこのサンプリングレートで実現したかもしれない。)
● ディレイは、うまくすると3段階にかけられる。 「ディレイ」と「リバーブ」が分けられ、なおかつDFX2のなかに、ディレイが入っている。
このあたりは、リバーブ系の輪郭の不鮮明が嫌いな人にはたまらない配列だといえよう。
●ドライブ系ユニットのモデリング
[Amp系]
[Clean]
Fender TwinRverb 65,
Vox AC-30,
JC-120,
Fender
Tweed Delux 53,
Fender
Bassman,
[Crunch]
Boogie Mk.III ,
Vox AC-30,
Marshall
JTM-45,
Z Combo(Zoom),
Marshall
JCM-800,
HW Custom100
[Drive]
Marshall JCM-2000 ,
Boogie Dual Rectifier Rect Vintage
Hughes
& KettnerTriAmp MK2 ,
Diezel Herbert ,
PEAVEY 5150 STACK ,
Z Stack(zoom)
[StompBox 系]
(ブースターとしての色合いの多いものが多いが、上のAmp系の色分けとは若干違った内容になっているので、悪しからず)
BOSS
OD-1,
Ibanez
TS808,
KLON CENTAUR,
Marshall
Guv'nor,
PROCO
RAT,
BOSS
DS-1,
MXR Distortion+,
MATCHLESS
HOT BOX
Dallas-Arbiter
FUZZ FACE,
Electro-Harmonix
BIG MUFF,
BOSS MT-2
● ドライブ系のユニットを、ディレイの後に、一番最後のところに配置することも可能。
逆に、トレモロなどの最後に持てきたいエフェクトを最後に入れる事も可能。
このあたり、エフェクターの性格を、十分に検証したいた上で、かんがえた部分と言える。
たとえば、「トレモロ」なんかは、前に入れるのと、最後に入れるのとでは、係り具合ははっきりと違う。
フェイズなんかもそう。この「係り具合」を好みで使い分けれるのは、なんともうれしい限りだ。
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● 問題点がないわけではないが・・・・、
1、チューナーがライト式でないところ。
・・・案外、ステージの上は暗いので、出来れば、ライト点滅式にして欲しかった。
2、チューブドライブ方式なのだが、このチューブの交換が出来ない。
・・・チューブはメーカーによって、音がかなり違うのです。このあたりを、メールしたら。、さっそく「今後の課題に・・・」と丁寧なメールが飛んで来ました。
Zoom G2.1u
●パッチの切り替えはあるが、マニュアル機能がない。しかして、音質は新しい規格になっている。
● なんと言っても、このサイズはうれしい。
・・・単三電池4本でも使える。このあたり電源の確保の難しい環境での使用も考えてくれている。
●残念なのが、バイパスとチューニンクの時に、フットスイッチを同時に踏まなくてはならない。
この際、ご覧の通り、離れすぎ。
このあたり「505」が懐かしい。四角いフットスイッチになっていて、同時に踏みやすい。
G2の場合は足を左にくねっ〜〜と曲げて踏まなくてはならない。意外と大変なのです。
???問題の解決方法⇒⇒エキストラのペダルスイッチの利用。
・・・・Ext.Pedalの機能も、幾種類かあり、「Control」で設定可能。
● G2.1u report
面白い使い方に思い至り、作ってみたパッチについて日記にしてみようかと・・・。
●ドライブ系ユニットのモデリング
[Amp系]
[Clean]
Fender TwinRverb
65,Vox
AC-30,JC-120,
[Crunch]Fender
Tweed Delux 53 Boogie
Mk.III ,Marshall JCM-800,HW
[Drive]
Marshall JCM-2000
, Boogie Dual Rectifier Rect Vintage
PEAVEY
5150 STACK
[StompBox 系]
(ブースターとしての色合いの多いものが多いが、上のAmp系の色分けとは若干違った内容になっているので、悪しからず)
BOSS
OD-1,Marshall
Guv'nor,MATCHLESS
HOT BOX
Dallas-Arbiter
FUZZ FACE
Zoom
2100http://www.zoom.co.jp/japanese/japaneseie_index.html
●ステージで、マニュアル切り替えが出来るのが第一のメリットで、愛用していた。
何しろ、軽くて小さい。電源とヴォリューム・ペダルが別だけれど、全然苦にならない。
●歪みは中に入っているものだけだけれど、こだわらなければ全然問題ないクウォリティー・・・だと思う。
もっとも、歪みに命を懸けている人には、物足りなさは残るかもしれないが・・・・。
●1Bankに3つのプログラムを当てはめて、それをマニュアルモードで使うと、様々なエフェクトが使える。
POD
2・0
●もっぱら自宅での録音の時に使います。
アンプのモデリングシミュレーターの始まりといえるもの。
●87" Roland JC-120, 52 Fender Deluxe, 59" Fender Bassman,
65" Fender Deluxe Reverb,
96" Matchless Chieftain, 63" Vox AC30 Top Boost, 65"
Marshall JTM-45/Plexi 50/JCM-800,
94" MesaBoogie Dual Rectifier, 89" Solddano X88R,
60" Dallas Fuzz Face,
60" Tweed Champ, Budda Twinmaster, 65" Blackface Twin,
60" Vox AC-15,
85" Mesa Boogie Mark IIc Clean&Drive, Dumble Overdrive
Spcial Clean&Drive,
89" Soldano SLO Super Lead Overdrive・・・という具合にのどから手が出るほどほしいアンプが並んでいる。
●左は、FB4という、POD専用のプログラムチェンジ用のフットスイッチ。
細かい設定のコントロールは無理だが、セーブしておいたパッチを呼び出せる。
手元にPOD本体を置いて使う方法で利用可能。
POD本体との接続は、LANケーブルで可能。
●若干、音が浮いた感じにはなるのだが、「空気感」と解釈すれば、あまり問題にはならないかも・・・。逆に、「品の良さ」という感じにはなる。
●スピーカーボックスモデリングの切り替えも可能で、ツインリバーブに12inch
Sp. X 4、Voxのヘッドに12x4なんていうのも設定できます。
●「リバーブ」「コーラス」「ディレイ」などのエフェクターも付いています。
・・・他にこんなのも使っていました。
A5
この時代、まだチューナーは付いていませんでした。
しかし、この後出る他の機種よりも、音の抜けが抜群によかったのを
覚えています。
AX-30G
A5にチューナーがついていないので、
チューナーがついているということで導入。
面白かったのは、下の6つのペダル。
一番左の「PRESSURE」で、いろいろアサインできました。
Wahなど。最近のものはVolumeペダルに変わってきてますね。
ME-30
とりあえず、旅先に持っていけるものということで探していました。
電池で動くし、ペダルも付いて、マニュアルモードもあるし・・・。
音のクウォリティーは、今2〜3よくないのですが。
イシバシ町田の中古エフェクターワゴンで見つけました。
まだまだ、使えるのもありますね。↓
SD-1BD-2RV-2GE-7
●●このシリーズは、今でももって行きます。軽いリハとか、ジャムとかの時に・・・。
みんなブースター的な使い方です。RV-2以外はそんな感じ。便利です。
音的にも、問題はありません。それぞれに特徴的。
BBII
●●これは、決定打かも・・・。ブースターモードと、ドライブモードが使い分けられるようになっています。
感じも、アナログ感が強いように思います。
FDR-1
●これは、FenderDeluxeReverbの65年モデルのシミュレーター。これをエフェクターボードの最後に入れれば、
たとえスタジオや、ステージにJC-120しかなくても、”JC”がFenderDeluxeReverb65年モデルの音になる。
・・・・・トランジスタ("石")のアンプしかない時、「真空管の音」になる。
我が家の歪み系たち[名器といわれるOD-1もあります。
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